※6・7月に開催される日本語教師アシスタント帰国報告会に先駆けて、2025年派遣終了組の帰国報告書から抜粋でお届けします。

一年間の任期を終え、「自分一人でやり切る力があることを証明できたか」と問われれば、答えはポジティブな意味での Yes and No でした。アシスタントとして任された仕事は、常に自分の出せる最高のクオリティでやり切ることができましたが、その背景には、助言をくれる先生方や、前向きに学び僕を頼ってくれる生徒の存在がありました。
そしてこの一年で気づいたのは、誰かが自分に手を差し伸べてくれる理由もまた自分の中にある、ということです。その気づきによって、支えてくれる人の存在が当たり前ではないと実感し、以前以上に感謝を伝えられるようになりました。
さらに、人間関係において嫌なことが起きる要因も、自分の中に目を向けて考えることが時に大切だと学びました。自責の視点を一度通ることで、行き場のないもやもやが減ったように思います。一人でやり切る力と同じくらい、「人が助けてくれる存在でいること」も大切だと感じました。
この一年は本当に貴重な経験でした。出会いや縁を大切にしたいというモットーの通り、多くの人と出会い、経験を重ねる中で自己理解が深まり、渡豪前よりも自分らしく日々を過ごせるようになったと感じています。
派遣前に先輩方のワラビーを何度も読み返し、渡豪後のイメージを膨らませていたことは、現地での生活にスムーズに順応する助けとなりました。今度は自分が書く立場となり、毎月の報告書で経験を言葉にする時間は欠かせないものとなりました。僕の文章が、誰かの期待を膨らませる一助となっていれば幸いです。
帰国して約一カ月半が経ち、パースでの日常は思い出へと変わりましたが、総合的にこの一年は「楽しかった」と言い切れます。単なる英語学習や異文化交流にとどまらず、誰かの人生に影響を与える経験ができたことを日々実感しています。
長きにわたり多方面でのサポートをありがとうございました。今後も日本とオーストラリアの架け橋として、新しいステップで精進していきたいと思います。
