(全員分の月次報告は会報ワラビーに掲載されています。お読みになりたい方は事務局まで)

G’day mate!!! いよいよTerm 4に入り、日本語教師アシスタントとしての任期も終盤に差し掛かりました。本当にあっという間です…。後悔しないよう、残りの日数は人との時間、自分との時間をより大切に過ごしていきたいと思います。そんな思いでスタートしたTerm 4ですが、すでにハプニングが絶えません。いい意味で、教師としての仕事を全うしていると実感しています。でも終わりよければすべてよし!!!ですよね?今回のワラビーも最後までお付き合いいただけると幸いです。

●Excursion With Year12

Week2の最終日にYear12(高3)のExcursionに参加させていただきました。ゴールドコーストに位置するムービーワールドという遊園地とゴルフ場を訪れました。遊園地では生徒と一緒になってはしゃいでいましたが、所々で年の差も感じました。今回を通して初めてゴルフに挑戦したのですが、思いのほか難しかったです。先生対抗でスコア勝負をしたのですが拮抗した試合になり楽しかったです。この週がYear12の生徒にとっては最後の週になりWeek4からは大事なテストを控えています。学校生活最後のExcursionに帯同させていただき大変うれしかったです。この機会を通じて多くのYear12の生徒と深い会話をする事が出来て、卒業イベントのフォーマルがますます楽しみになりました。Year12の生徒にとっても良い思い出になってくれたらうれしいです。

●日本旅行

Term 3のホリデーに学校から日本研修旅行へ行った生徒たちが、思い出を熱く語ってくれました。旅行に参加した全ての生徒が「楽しかった!」と口を揃えていて、その言葉にとても嬉しくなりました。彼らは日本で素晴らしい人々と出会い、貴重な経験を積むことができたようです。また、日本の語学学校に長期間滞在したいと言い出す生徒も数人おり、日本の魅力とともに日本語の必要性を改めて実感したと話していました。

Term 4の日本語クラスでは、生徒たちの学習意欲がこれまで以上に高まっていると感じています。今は本物の日本食が恋しい時期の僕に、楽しそうに刺身やお寿司の写真を見せてくれる生徒の姿に、少し複雑な気持ちを抱きながらも、彼らが日本を満喫してくれたことを心から嬉しく思います。

●ケアンズ!

Term 3のホリデー期間中、9日間ケアンズへ行きました。今回の旅の目的は、とにかくリラックスすること。大自然に囲まれた環境で、一人の時間をゆっくり楽しむことができました。早朝にはマーケットを散策し、おいしいコーヒーや珍しい果物を味わいながらの食べ歩きは最高のひとときでした。有名な観光名所のキュランダやフィッツロイ島にも足を運び、特にフィッツロイ島は、周囲を自然に囲まれた絶好のロケーションで、旅の目的にぴったりの場所でした。一人旅ならではの現地の人々との交流も楽しく、これも一生の思い出です。少し危険なことも体験しましたが、人生は冒険ですからね。総括すると、ケアンズはオーストラリアで一番好きな場所です。ぜひもう一度訪れたいです。

●カウントダウン!!

残りの日数もわずかとなっており、ホストマザーと今後の予定を立て始めました。数えたところ、あと14回しか休日がありません。そのうち今のところ予定がない休日は6日間だけです。何もしないで終わってしまう悲しい週末にしないためにも前もって予定をパンパンに詰める予定です。先週は休日丸々使って僕の好きな料理の作り方を教えてもらっていました。本当にあっという間です。まだまだイロイロな問題はありますがそれらも含めて来年は懐かしんでいると思います。今を振り返って来年笑い話に出来ていたら僕の勝ちです。学べる事は何でも学んで1つでも多くの知識を身につけて帰国したいです!!

●まとめ

日本旅行から帰ってきた生徒が満面の笑みで日本の素晴らしさを語ってくれたことで、日本人として生まれた幸せを改めて実感しました。これまで自国に慣れてしまい、日本の魅力に感動することはほとんどありませんでしたが、この一年で日本に対する価値観が大きく変わりました。その変化をもたらしてくれた生徒には、心から感謝しています。

ケアンズひとり旅で見知らぬ人と話す際、必ず「Where are you from?」と尋ねられ、「From Japan!」と答えると、いつも素晴らしいフィードバックが返ってきました。自分自身が何か特別なことをしたわけではないのに、ここまで高い評価を受けていることに改めて驚かされました。僕自身、オーストラリアにたいぶ浸透してきたなと自負していますが、日本人らしさは忘れないようにします。多くの人々が抱いている日本への良いイメージを壊すことなく、残りの約二ヶ月間を存分に楽しみたいと思います。